社労士の年収・収入

社労士の年収・収入

社会保険労務士の収入(年収)は、はたらき方の形態(勤務社労士か開業社労士か)や、開業社労士の場合ですと、その方の活動内容いかんによっても変わってきます。

このことは何も社労士にかぎったことではありませんが、会社員は、ご本人が築いた実績に応じて、長い年月の間にはだんだんとの収入に開きが出ていきます。
そして開業職は、国家資格者である社会保険労務士といえでもやはり、努力や実力がものを言う世界です。

●勤務社労士の収入は、お勤めの会社の給与体系に拠ります。

勤務社労士さんの収入(年収)は、社労士の資格の有無で大きく変わることはありません。月1~2万円程度を社労士の資格手当として支給している企業はたしかにたくさんあります。でも資格取得で給与に反映される報酬はそこまで。あくまでお勤めをするその会社の「給与体系」に基づき報酬が決まると思ってください。

勤務社労士が年収を増やすために求められているのは、営業や技術など、その他の部署の社員の方と同じです。営業職のように業績給は期待できませんが、一般社員から→主任→係長→課長と昇進することで、それに応じて役職給のアップを期待できます。

しかし人事・総務部門の役職者になった時に感じる喜びは、収入が上がるということよりもむしろ、社会保険労務士の知識を活かし、会社により多様な働きかけができることになることだと思います。たくさんお金がもらえるようになるのもありがたいことですが、自分の会社の社員を、仲間を、より一層深くサポートできる満足の方が大きいはずです。

●「報酬の目安」がはっきりしている開業社労士。

さて開業社労士の収入ですが、社会保険労務士の年収については、公式データがみつかりませんでした。以下は管理人が調べてみた範囲での報告になりますが、よろしかったら参考にしてみてください。

一般の水準として社会保険労務士の年収は、独立2年目で500~600万円程度です。ただしこれはあくまで平均値です。なかには独立3年目で年収1000万円を超える開業社労士もいますし、開業から3~4年を過ぎても、100~200万円程度しか収入がない社労士さんも数多いと思います。

おせっかいかもしれませんが、社労士の年収や収入という話題に関してだけは、あまりネットの情報を鵜呑みにしない方がよいかも知れませんね。
というのは稼いでいる社労士さんは、そのことをわざわざネットに公開したりしません。だからことお金のことに関しては、成功している社労士さんの情報はネットには載っていなのです。

ひとつ確かにいえることは、年収1000万円どころか3000万円を超えるようなやり手な社労士さんも、全国には多数存在しているということです。

開業社労士への夢をふくらませるみなさんに、お話ししておきたい安心材料があります。
それは開業社労士の世界には、「目安となる報酬基準」がいまでも存在していることです。法改正でかつての報酬基準は自由化されましたが、それでもその頃の基準が、引き続き今日でも目安として使われているのです。

たとえば、
●手続報酬
就業規則の作成(育児・介護休業規程含む)  210,000円
安全・衛生管理等諸規程作成         105,000円

●労働・社会保険の新規適用
健康保険・厚生年金保険(規模10人~19人)  126,000円
労災保険・雇用保険(規模10人~19人)    126,000円

などがその一例です。
お伝えしたいのは、開業社労士として活動する場合でも、顧客(企業経営者)と、報酬についてそれほど交渉する必要がないということです。
開業社労士も、社会保険労務士としての本来の責務に専念できます。

そして顧客に信頼される仕事のできる社労士が、経営や生活に困窮することなどあり得ません。

 

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