勤務社労士と開業社労士
勤務社労士と開業社労士
社会保険労務士の仕事、その2は「勤務形態編」です。
社会保険労務士の働き方には「勤務社労士」と「開業社労士」の2つの働き方があります。
社労士の資格を目指すみなさんには、このことが安心材料でもあり、また意欲がみなぎるポイントにもなってくるようです。
国家資格者だからいって、みなが「経営者」になることを望んでいるわけではないでしょう。また反対に、難関の国家資格を目指す以上いずれは独立開業を目指したい方もたくさんいるでしょう。社会保険労務士という資格は、この両方の方の志向に応えてくれます!
●勤務社労士の働き方
勤務社労士は、大手企業や中堅企業の人事・総務部門に社員として所属し、自分の会社の社員のサポートをします。
駆け出しのころに任される業務はやはり、社会保険の加入や給付の手続きなどのいわゆる1号・2号業務や給与計算などになります。
コンピュータ化が進んでいるとはいえ、たとえば従業員が数千名規模の企業で、毎月全員の給与計算をするのは膨大な作業量です。
実際には、社会保険労務士がその全部をやるわけではもちろんありません。ある程度経験を積んだ段階でその部門の責任者として活動することになると思います。
人事・総務部で立場が上になるにつれ、企業内教育のサポートや労働安全の管理など、大手企業では非常に重責となる職務も、勤務社労士は任されるようになります。
また勤務社労士は、正社員として、好不況の影響を受けずに安定して働くことができる点も魅力ですね。
●開業社労士の働き方
開業社労士は、文字通り開業独立者として活動します。いま全国で社会保険労務士として活動している人は30,000人を超えているといわれていますが、そのうち約7割の社労士さんは、開業して事務所を営んでいます。
「なぜ7割が開業者なのか?」。その理由はシンプルで、日本の企業はその9割以上が中小・零細企業だからです。
社員の数が10名規模、20名規模の小さな会社が全国には無数にあります。当然ながらそのような規模の会社では、保険や給与の管理のために、社労士を専属で雇用することなんかできません。でも、保険や給与の管理はきちんとしなければ必ずトラブルになります。
だから外部の専門家(開業社労士)にアウトソースするわけです。
開業社労士も、1号・2号業務はもちろん、3号業務にも携わります。いえむしろ開業社労士こそ3号業務での活躍を大きく期待されているといえます。
誰もが知る一流の大手企業でも、創業当初はみな中小企業でした。企業はみな、中小・零細の過程を経て、成長して大きくなっていきます。だから中小企業こそ、労働環境の整備や企業内教育のコンサル業務を必要としているわけですね。
管理人は、開業社労士として働く大きなやり甲斐は、担当(顧問契約を結んだ顧客)する会社と一緒に、会社を成長させる喜びを経験できることだと思います。
会社を成長させるのは人(労働者)で、そのサポートをするのが社会保険労務士の仕事。
だからお客様と一体感をもって、共に成長していかれるわけです。
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